S15ダブル最終91位(1908)リメイクトリルオーガ

ばんわのこん、ファイナルです。

今回はランクマダブルS15にて使用した並びについて書きます。
予めお願いがあります、ライさん叩かないでください!!!

という訳でよろしくお願いします。

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〈構築経緯〉

伝説戦ということで7世代のGSルールで使用していたルナオーガをもう1度組んでみたくなったのでこのルールに取り組みました。
しかし伝説のポケモンは1匹しか使えず泣く泣くルナアーラを諦めることに。ルナアーラの代わりに過去に使用していた気合いのタスキポリゴンZを採用し、ポリゴンZのサポートとしてモロバレル、トリル下のアタッカーとしてカイオーガ+ツンデツンデを採用して基本選出が完成しました。
ここでこの4匹ではラプラスが厳しかったのでレジエレキを、環境トップのカイオーガに強く出られるようにルンパッパを採用しました。
こうして6匹が決まりました。それでは個別解説に入ります。

〈個別解説〉

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ポリゴンZ@気合いのタスキ
技:トライアタック/破壊光線/悪巧み/トリックルーム
特性:適応力
配分:H228B28C252
実数値:H189A-B94C205D95S110

相変わらずポリゴンZのトリックルームは読まれることが少なく200位付近までは楽に上げられたもののそれ以降は読まれることが増えてしまい厳しくなってしまいました。
全体技の飛び交うこのルールではポリゴンZはルナアーラにはなれませんでした。しかし気合いのタスキが読まれることは少なくトリックルーム展開後のアタッカーとして破壊光線の反動が気になる場面こそ多かったもののある程度の動きはできたと思います。
悪巧みは怪電波やバークアウトで置物になるのを嫌がって採用しました。隙を見て積めると強いです。
素早さはカイオーガと同速にするのは避けるべく最遅以外で考えたところ、ノーマル技の通りが悪い対面でトリックルーム後に交代してトリックルームが切れてから攻撃する場面があったので110(S個体値31努力値0)にしました。

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モロバレル@脱出ボタン
技:怒りの粉/キノコの胞子/守る/ヘドロ爆弾
特性:再生力
配分:呑気H236B252D20 S個体値0
実数値:H219A-B134C105D103S31

怒りの粉で攻撃を寄せてからの脱出ボタンで控えのアタッカーに繋ぐ動きは強いですが、ダイジェットが飛び交うこのルールでは守るを押す場面がかなりありました。トリックルーム+守るを押した結果ポリゴンZが集中攻撃を受けて3対4になる場面はそれなりにありました。
構築単位でゴリランダーが苦手なので攻撃技はヘドロ爆弾を採用しました。

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カイオーガ@さざ波のお香
技:潮吹き/熱湯/雷/守る
特性:雨降らし
配分:冷静H252B4C252(S個体値0)

7世代で使っていたのと全く同じです。あまりダイマックスしませんがダイマックスすることで凄まじい耐久力を誇るので弱くは無いと思います。
冷凍ビームを持ったところで有利になる相手はおらず、雷を持てば相手のカイオーガカプ・レヒレが有利になるので雷を採用しました。
余談ですが今作はは潮吹きのモーションが滅茶苦茶格好良い一方雷は7世代の方が格好良かった気がしました。

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ツンデツンデ@命の珠
技:岩雪崩/ジャイロボール/10万馬力/トリックルーム
特性:ビーストブースト
配分:寂しがりH244A252D12(B個体値17S個体値0)
実数値:H167A201B201C-D123S18

ダイマックスさせて珠ダイスチルで相手のポケモンを倒してビーストブーストを発動させる機会が多かったので寂しがりにしました。ダイロックはカイオーガと並んだ際に相手の日照りに対する返しとして使うことがあります。ダイアースは特防を上げられると強いので採用しました。トリックルームは採用せずに何度か回しましたが欲しい場面が何度かあったので外せませんでした。ボディプレスはツンデツンデダイマックスして3ターン残ることが前提となる上にビーストブーストで攻撃を上げられるので他の技の方が需要がある気がして採用を見送りました。

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レジエレキ@磁石
技:10万ボルト/ライジングボルト/破壊光線/守る
特性:トランジスタ
配分:控え目H68B92C252D92S4
実数値:H164A-B82C167D82S221

ラプラスザシアンに対して選出します。ダイマックスさせてダイサンダーでキョダイラプラスを倒しました。
破壊光線をベースにダイアタックを打つ場面もあります。

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ルンパッパ@弱点保険
技:ハイドロポンプ/リーフストーム/冷凍ビーム/熱湯
特性:雨受け皿
配分:冷静H252B4C252(S個体値0)
実数値:H187A-B91C161D120S67

選出で相手にオーガルンパの並びを意識させるのが主な役割ですが相手のカイオーガツンデツンデが刺さってなさそうな対面では選出します。選出した際にはダイマックスさせるのでできるだけ威力の高い技を採用しました。熱湯はダイマックスが終わった後の命中安定技としての採用です。猫騙しはルンパッパを出したターンにダイマックスさせるので採用しませんでした。

〈選出〉

・基本選出

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トリックルーム+怒りの粉or守るから入って後発のアタッカーに繋げます。基本的にツンデツンデダイマックスします。

・対ラプラスザシアン

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レジエレキをダイマックスさせて相手のラプラスにダイサンダーを打ちます。後発のカイオーガモロバレルを並べて潮吹き打つプランを取ったりもします。

ツンデツンデが刺さっていない場合

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あまりこの選出はしません。ルンパッパに粉技が効かない点は偉いです。

〈あとがき〉
最終レートが自分史上最高の1908でした。というのは一旦おいておいて反省会が始まります。
この構築は絶望的にカミツルギが重いです。チョッキダイマツルギには成す術がありません。数が少ないことが救いでした。
また、トリックルームを返されると辛い、カミツルギに関わらず相手の草全般が重い、ダイマエースのツンデツンデにどこからダイアースが飛んでくるか分からず1発で落とされるケースが多いといったようにかなり問題点が見つかりました。
正直完成度はあまり高くありませんが遊ぶ分には楽しい構築だったと思います。4月のJCS予選までにはもっと良い構築を見つけてきます。
閲覧ありがとうございました!