シーズン10最高196X最終1903 全破壊ポリカビ
やあ、ファイナルです。
レート2000を目指してランクマをしましたが最高196Xで散りました。この書き出しだと構築記事偽装を疑われそうですが、今回はちゃんと記事を書いているので安心してください。
<構築経緯>
このルールではこれまで活躍していたポケモンがお休みということで、ゴリランダーやイエッサン、バンギラスに加えコータスまでいなくなった今カビゴンは最大のチャンスということでカビゴンを軸に構築を組むことにしました。
しかしこのルールではポリゴンZやパッチラゴンが急増している為、これらの"遅い構築を破壊するポケモン"に成す術のない構築ではトリックルームをする前にゲームが終わってしまうと考え、何かしらこれらのポケモンに強く出られる要素を構築に組み込むことにしました。
ここでパッチラゴンとポリゴンZの2匹を採用することで、相手視点でパッチラゴンでパッチラゴンを、またポリゴンZでポリゴンZを見るのは無理があるということでそれらを軸にした選出を抑制することにしました。更にファイアローを採用することで相手に追い風展開を想定させ、相手にはファイアロー+パッチラゴン、ファイアロー+ポリゴンZを止めるところからゲームを始めてもらいました。
並びで圧力はかけたので次はトリックルームを決められるポケモンを探します。トリックルームを想定されるポケモンでは挑発や封印で止められることが多い為、トリックルームを想定されないポケモンを探しました。ここで見つかったのが気合のタスキポリゴンZです。
ポリゴンZはダイアタックはゲームが終わるだけのパワーがあるので、相手視点でも甘えた立ち回りは許されません。相手も全力でポリゴンZを倒しに来ると考えました。ポリゴンZでトリックルームを展開する強みとして
・ダイアタックが想定されるので挑発があまり来ない
・気合のタスキの所持率が低すぎるためお見通しされない限り気合のタスキは読まれない
・パワーが高すぎるのでトリックルーム以外にも役割がある
と言った点が挙げられます。
その為、ポリゴンZをトリックルーム始動要員として採用しました。
相手の初手の動きとして守るや光の壁で防御に回ることがちらほらあり、ポリゴンZを落としにくる場合にも手助けインファイトや袋叩きダイマックス技が多く気合のタスキで耐えてトリックルームをしながらカビゴンが腹太鼓をする動きは凄く強力でした。
ポリゴンZ+カビゴンを先発に、後発に粛清カビサマアシレでおなじみのサマヨール+アシレーヌを入れて構築が完成しました。
<個別解説>
カビゴン@フィラの実
技:捨て身タックル/炎のパンチ/アイアンヘッド/腹太鼓
特性:食いしん坊
配分:勇敢H36A252B220
実数値:H240A178B113C-D130S31
お馴染みのカビゴンです。
サマヨール@進化の輝石
技:ナイトヘッド/トリックルーム/挑発/サイドチェンジ
特性:お見通し
配分:図太いH252B252D4(S個体値4~5)
実数値:H147A-B200C-D151S32
お馴染みのサマヨールです。
アシレーヌ@命の珠
技:熱湯/ムーンフォース/ハイドロカノン/守る
特性:激流
配分:冷静H252B4C252
実数値:H187A-B95C195D136S58
お馴染みのアシレーヌです。
パッチラゴン@鋭い嘴
技:体当たり/電気ショック/充電
特性:張り切り
配分:なし
実数値:なし
パッチラゴンのメインウェポンは電撃嘴なので、それと相性の良さそうなアイテムを探したところ鋭い嘴があったので採用しました。しかし育成していなかったので電撃嘴はまだ習得しておらず、燕返しもまだ習得していません。
ファイアロー@瞬発の羽
技:ニトロチャージ/燕返し/追い風/鋼の翼
特性:疾風の翼
配分:意地っ張り余り508
実数値:H153A111B91C-D89S146
ファイアローと言えば素早い飛行タイプなのでイメージに合った瞬発の羽を採用しました。燕返しは習得しています。
いや、まて、マジでなんだこれ…
なんだ、これが本気で取り組んだルールの記事なのか?個別紹介6匹中5匹こんなんで終わったぞ…?
とは言えカビサマアシレに関しては過去に解説したから今更新規で書くこともないし、パッチラゴンとファイアローは一応これとは別にちゃんと育成したもののこの2匹の絡んだ試合全部負けたから書くに書けないし…下手に実践投入できそうな型にするくらいならこの方がいいと思うんだ…
とか言ってるけどこの構築の1番の見どころはあくまでポリゴンZだしそこさえちゃんと書けばいいんじゃね?
という訳でポリゴンZについてはちゃんと書きます。
ポリゴンZ@気合のタスキ
技:破壊光線/トライアタック/スピードスワップ/トリックルーム
特性:適応力
配分:控え目H4C252S252
実数値:H161A-B90C205D95S142
少し(少しではない)ふざけてしまいましたがこのポケモンだけはちゃんと書きます。
隠れた優良トリックルーム使いです。構築経緯でも触れましたが気合のタスキポリゴンZはトリックルームをする上でかなり強いと思います。トリックルームについてはこれ以上書くことが無いので他の技について解説します。
攻撃技にトライアタックと破壊光線のみ採用していますが、これはポリゴンZは特性が適応力である為、ノーマル技での攻撃とそれ以外の攻撃技に著しくパワーの差がありノーマル技以外の攻撃技は弱いと考えてこの構成になりました。状況においてトライアタックと破壊光線を打ち分けたので2つとも採用して正解だったと思います。具体的にトライアタックは無難に相手を削る際に使い、破壊光線はトライアタックで倒せない相手を倒す為に使います。相手を倒すことだけを考えるのであれば破壊光線のみでも大丈夫なように見えますが、トライアタックで足りる場面で破壊光線を打つのは命中不安定である上次のターン動けなくなることを考えるとよろしくないです。また破壊光線は相手を強引に倒しに行く際に重宝する技である上気合のタスキポリゴンZは珠と比べて火力不足になりがちな為、更にこの構築はトリックルーム構築である以上短期決戦を決めたいのでこの技の採用は必要不可欠だったと思います。
先発ポリゴンZで入るとダイアタックを逆手に取ろうと相手にトリックルームをされることがあります。その場合こちらのトリックルームが相手のトリックルームで返されてしまいます。その場合は状況次第ですがもう1度トリックルームをせず味方のカビゴンにスピードスワップを打ちます。トリックルームをする相手であれば素早さが高くないことが多い為、これでこちらが先に動けるようになります。
シャドーボールですが、打ちたい相手が基本的にサマヨールであり、サマヨール相手に火力強化アイテム無しのシャドーボールは信用に値しないので採用しませんでした。
<選出>
・基本選出
腹太鼓+トリックルームから入ります。
有利不利が相手の先発及び初手の動きで決まるので全対面これで出します。再戦の時はちょっと考えます。
初手腹太鼓+トリックルームが決まりカビゴンのHPが少なくないもしくは(具体的にダイマックス前にHP80以上を目安)トリックルームは失敗したもののカビゴンが元気(カビゴンが集中されても耐えそう)な場合カビゴンをダイマックスさせます。そうでない場合ダイマックスはアシレーヌがします。
・選出し忘れた場合
いや、マジでどうすんだよ…前回はまだなんとかなったけど今回はシャレになんないだろ…まあ前回もシャレにならないけど…
追い風ダイアタックから入ってどっちか落とされたら裏のアシレーヌ投げる!って書けば普通に強そうですがこの並びでそれやると多分相当弱いです…
<あとがき>
INCで思い入れのあるカビゴンで遊べて楽しかったです。レート2000や最終順位30位以内には到達できませんでしたが最高レートは大幅に更新できたのでよしとします。
来月はルールの鮮度も落ちて今月より盛り上がらなさそうに見えましたが最終日が土曜日なので今月より盛り上がるかもしれません。みんなで潜りましょう。私はとりあえず少しランクマを休憩します。
最後にこのルールは普段よりも高い勝率を出すのが難しいように感じますが実際のところどうなのでしょうか。
質問等あればリプライやDMまでお願いします。閲覧ありがとうございました。